コラム「猫の手も借りたい」№294 こころにうつりゆくよしなしごとを

「徒然草」の一節である。「そこはかとなく書きつくれば」と続く(ご存じですね)。
まさにここんとこ、そんな状態です。
体調が芳しくなく……、おまけに梅雨にも入り、気持ちもジメジメです。
って弱音を吐いている私です~。
自分のことを「だらだら」書いてしまいそうな衝動に駆られてしまって。

ネコのコラムじゃなかったんかい!!
そうなんです、ネコのコラムなんですよ……。
ペルの近況報告をさせてください。

ペルは、この春で推定だが10才になる。
うちに来てから6年経った。光陰矢の如し(きっと毎度書いてますね💦)。
とにかく彼は弱り切っていたから、動物病院さんでも救命に力を注いでくださった。
退院時には肝臓数値が高く、投薬付きでした。現在も変わらず。

ここ数ヶ月前から、涙目が始まった。
もともと、左目は調子が良くなく、退院後もずっと目薬をさしていた。
ところが、右目も調子悪くなり、涙目がひどくて病院を受診した。
幸いにも大きい病気はなく、眼球に傷もなく、目薬のお世話にはなっている。
投薬から2~3ヶ月程度経過しているが、ようやく良くなってきた。
とは申せ、エイズを持っているので免疫力が下がってきているのかも。
左目は目薬をさし慣れているからなんなくささせるが、「右目」ときちゃあ、もう、えらいこっちゃ、いったい何滴ムダにさせるの、ペル。

私のさし方がいかんのよね、練習するわ。

胃酸過多っぽいので、空腹が続くとたまーに胃液だけ吐き戻す。
朝吐くことが多いので、吐かないように朝起きたら「ドライフード」をさっさと食べさすことにしているが、
いつもの肝臓闘病食だと「ふん」ってする。

仕方ないのでジャンキーなフードを、ちょっとだけトッピングしていたら、このところ普段のフードも
「早く、トッピングしてや」と私の顔を、見上げるように。

この間はジャンキーフードの小袋を咥えて、まだ寝ている私を起こして「これ、おくれ」と。
もう、かなわん、ペルには(苦笑)。

闘病食は飽きてきていて、色々なメーカーの闘病食を取り寄せていて。
開け立ては食べるけど、だんだん食べなくなる。もう、これまたかなわん。
うーん、どうしたもんだか。

さて、私のMRIの結果は、腰も首もヘルニアであった、とほほ。
首はおかげさまで回復した、ありがたや。腰は相変わらず痛いし、シビレもある。
日常生活に支障があるほどではないが、やはり運動ができないので、
筋力が落ちてしゃがんだ状態から立ち上がるのに、何かにつかまり「よっこらしょ」。
転ばないように気を付けないと。
困ったもんだ。気が滅入るのが最悪。

2024年6月 くどいけいこ