コラム「猫の手も借りたい」№293 トラミにゃ勝てないわ 16

トラミったら、可愛い。どんどん可愛くなってくる、すごい。

彼女の居場所は3ヶ所、それを友人と私は、第1/第2/第3、と呼んでおり、いちばんのお気に入りは第2。
次が第3、第1にはたま~にお入り遊ばす。

第2は寝室内、第1、3は、居間にあるので、彼女は寝室と居間を何度も何度も行ったり来たりするが、その時のトラミったらおもしろすぎ。

人がいる時はまず「にゃ~」と鳴いて、「これから移動します」と知らせてくるので、通路をあけてやると、彼女は用心しいしいなるべく離れたところを、すべりながら(木製床なのですべるようです)走り抜ける。今まで一度も移動中の彼女に触ったこともないし、行く手を阻んだこともないのに、毎回毎回すべりながらも走って通り過ぎて行く。
そのさまがおかしすぎ。しかも一番距離が近くなる場所では私たちを横目で見ながら移動。
彼女が来てからもう3年以上経過していて、一度も室内では彼女をつかまえたことはない。
でも、私たちとは必ず一定の距離を取り、それは残念ながら縮まっては来ないようである。

いや、そうでもないか。
食事時間に割いたササミをお皿に入れて出すと、このところは私が指でつまんで口元に運ぶほうが食べてくれる。
ここ最近は「食欲」にムラがあり、油断していると3キロちょっとの体重が、3キロを切ってしまうようなことも出て来た。
担当医と相談しながら、食欲が落ちないようになんとか対応はしているものの、難しくはなって来ている。いつまで食べてくれるものだか。
経口で食べ物が摂れるのって、人も動物も同様で大切。生きて行く上で一番重要なことなので、ずっとずっと寄り添ってやりたい。
頑張れ、トラミ。

さてムギちゃんだが、ある日の状況がちょっと変。
給餌時間にいつものようにフードを持っていくと、あら?出て来ない。
と思っていたら、ちょっと遅れ気味で登場し食べ出したが、なんとなく食べ方がいつもと違う。
案の定半分くらいしか食べない。

あれれ??と思って、周辺をペンライトで照らしてみると、なんと鳥の翼の部分が落ちているではないか。はは~ん、鳥を食べたんだな、と予測がついた。
やれやれ、野鳥であろうと思われるが、野鳥やネズミなどの小動物は、当たり前だがダニや雑菌を持っているため、食したがわも病気を発症したりなど体調を崩すことにもなりかねない。
翌日は、少々早めにムギちゃんのところへ行ってみたが、彼女いつも通りに現れ、いつも通りに完食した、よかった。

もう少し様子をみるが、こればかりは止めようもない。
ムギちゃん、頼むから食べないで!

2024年6月 くどいけいこ