コラム「猫の手も借りたい」№266 トラミにゃ勝てないわ 12

元気です、ご安心ください(笑)。
2年と4ヶ月過ぎました、すごいです。

いつ頃だったか、膀胱炎を発症した。
オシッコで、トイレでしゃがんでも用が足せない。
こりゃ変だ、と検査、オシッコから「菌」が出た。
ドクターからは「しばらく毎日通院」とのお話が。
え゛~え゛~、ってどうする!?
一週間程度は続けて、とのことである。

えい、ままよ! トラミちゃん、預け先の友人、私、ともに頑張ってみるか。
通院を続けること3日目、トラミちゃん「え、今日も行くの?」って顔。
4日目、「今日も!?」(苦笑)、ごめんね、トラミちゃん。
ところが、ところが……

なんと、トラミちゃんの体調がすこぶる良い、びっくり。

補液の治療を毎日と、加えて抗生剤の注射である。
夕方、鶏肉の素茹でを持って行くんだけど、彼女待ってる。
待ちきれない様子で、食べる食べる、あっという間に300g体重が増えた。
やはり、補液って効果的なんだ、と思わざるを得ない一週間だった。

さて、一週間後の尿検査で、無事に連続通院は終わりを迎えたが、トラミちゃん、毎日キャリーに入ってくれたし体調も良くなったので、受診回数を少し増やそうということになった。
連続通院と「飛び飛び」では、輸液量の調整が必要になるため、ドクターとよく相談し、週2回を1回増やして、3回程度とした。お財布との相談もあるし💦(これ、大事です、ハイ)。

今もそのペースを守っているが、300g増えた体重をキープ出来ており、まあ低空飛行ではあるが、元気です。未だ触れません(苦笑)。

彼女、高齢のためか、鳴き声がますます大きい。
家でも病院でも、でっかい声で鳴いている。あまりに大きいので、病院の待合室で「やっかましいなあ、トラミちゃん、そんなに大きな声で鳴かなくても💦」と声掛けすると、待合室中が笑いに包まれた。

つい先日、治療しているトラミの隣の診察室で、「ふぁー!」と怒っているネコちゃんがいた。
診察が終わって、そのネコちゃんの飼い主さんに声をかけたら、「ネコさんの大きな声を聴いて、うちの子も緊張してしまって」と話された。
そっか~、トラミさんの大声に反応したということらしい。
なるほど、ごめんなさいね、と言いつつも、皆さん「お互いさま」と了承の上で診察に来られているわけである。

基本的に受診を望んでいる動物はいないわけで、その上で家族となったパートナーの様子を見ながら痛みや苦しみを除いてやり、強いては延命を望む飼い主さん。
元気で一日でも長く楽しく生きて欲しいという願いは、みんな同じだ。

2023年3月 くどいけいこ