コラム「猫の手も借りたい」№228 トラミにゃ勝てないわ 7
トラミさん、低空飛行ながらひょうひょうと生活しています。
保護から11ヶ月目に入って、本当にビックリ。
ここ数ヶ月での変化。ケージに入っていない時には、ケージ部屋の「隠れ家」にこっそり、ひっそり入っていたが、ここのところは、ケージ部屋を出て隣の寝室の「第二隠れ家」に、ひっそりとかな、いることが多くなっている。ケージ部屋を出て寝室に移動する時に、途中のカーペットでガシガシと爪研ぎをしながら、タッタッタッと第二隠れ家に向かう。まあ、好きにして、トラミさん(笑)。
週に2回は通院のためにキャリーケースにいてもらわなくてはならないので、その時はキャリーケースに戻ってもらうが、今のところ、なんとかなっている。
食は、少しずつ細くなっていると思う。今は、「とろみ」のついたフードの方を好むので、それに切り替えているが、ドライは変わらず上手に食べている、そんなに多くは食べないけど。
投薬は相変わらず大変で、大きな塊(かたまり)が飲み込みにくくなってきていて、厳しい状況に。
ドクターと相談し、ステロイドや抗生剤は経口投薬ではなく、補液治療の際に行っていただくようにした。
と、ここまで書いたらトラミさん、容体が芳しくなく入院しました。
血糖値が上がり気味。もともと膵臓炎なんで、糖尿病が出てきてもおかしくない。
インスリンを打つのがいいのだが、いかんせん触れないので、打つことができない。
残念だが、その治療は諦めざるを得ない。
1週間ほどで退院してきて、今はすこぶる機嫌が悪い、、、
もう、ここまできたら無理しないで、ゆったり過ごして欲しいなあ。
推定で16~17才、頑張れ、トラミさん。
さて、ペルも元気です。うちに来て3年と4ヶ月あまりになりました。
保護時から肝臓の数値が高く、ずっと肝臓サポートのドライフードを食べてきたが、このところさすがに飽きてきた模様。夏場、食が落ちる子もいるが、ペルも食が進まないようで、時々抱っこしてヘルスメーターに乗った。
保護してからはずっと右肩上がりだった体重も、止まったばかりかジリジリと減ってきてちょっと心配。
ドクターと相談して、消化器ケアなどなら大丈夫とのこと、早速買ってきて与えてみると、食べている。
特にヒ〇ズのはお気に入りだ。
肝臓サポートと半分ずつで今のところ落ち着いている。
肝臓の数値は、薬を飲むまでには至らず、まあ、普通に暮らしている。
ペルはエイズキャリアでもあるので、免疫力が下がらないようにと、このところ「漢方薬」を始めた。
漢方はどうしても量が多いので、なかなか難しい面もあるが、続けて投薬すると効果が高いものもあり、私はずっと使っている。
ペルは、投薬を嫌がりはするが、逃げもせず座ってお利口に飲んでくれるから、本当に楽。
カプセルに入れるので薬の味はわからず、喉にくっつくのを嫌がるが、それでもこれほど投薬が楽な子はいないなあ、嬉しい。
ペル、うちの子になってくれてありがと。
ずっと一緒だよ。