コラム「猫の手も借りたい」№103 リフォーム
私事だが、家のリファームが始まり片付けに忙しい。 リフォームする部屋の片付けに加え、当然しない部屋も片付けた。
「断捨離」というんだっけ、不要なものの仕訳というのが苦手なのは、私の年代は「もろ」である。 10月中旬の三連休とその次の土日も使って、とにかく大車輪だ。
2011年の東日本大震災の時、だましだまし使っていた大きな本棚が倒れた。 荷重を掛け過ぎた私の使い方が悪かったらしく、他の家具はなんともなかったが「本棚」だけが被害にあった。基本的にうちのタマの寝床や日向ぼっこなどの場所は、家具が倒れてこない場所に作ってあるのでその時も心配はしていなかったが、それでも「たまたま」ということもあろうかと無事が確認されるまでは気が気じゃなかったが、やはり問題はなかった。 いつも外出帰りの私を迎えてくれる窓辺から、倒れた本棚を飛び越えて元気で走って来た姿を忘れない。
それから4年半、本棚は廃棄したが本たちは段ボールに放り込んで部屋に積んであった。これも今回ようやく片付けられた。はー、嬉しや。
部屋の隅々から、ボトル(ビン)や可愛らしい缶や箱など、たくさん出て来た。また手に取り眺めるも「えいや!」と涙を飲んで今回は捨てた。断捨離って大変。
しかし、「猫」関連のものも多い。 ペットシート、ハウスにする発泡スチロール、これはちょうど良い大きさのものが上手く手に入らないので、仕方なく愛知だかどこだかの専門業者さんからグロスで購入した。「5個」とかで間に合うがその数では販売してくれないから致し方ない。 ハウスの中に敷く敷物やクッション、猫を保護した時のケージや大小様々のトイレ、キャリーケースも5~6個あるぞ、やれやれ。このあたりがここ10年で増えたグッズである。
なんだかんだ言ってけっこうな時間を費やすことになり、はー、ヘトヘト。 大きなゴミ袋が3~4個、空き段ボールも資源回収に回すことになる。 なんとか食卓の上やキッチンカウンターがスッキリし、本も陽の目を見ることになった。
やはりスッキリした後は快適である。 気持ちよく夕飯を食べていたら、7月頃からの関東近辺の「動物虐待」を特集でやり始めたので、食事を休止し見ることにした。食事に相応しい記事ではないから。
こんなことが起こり心配な限りだし、当然犯人への怒りは込み上げる。 これだけ頻繁に起こると油断は出来ない。 対策としては、やはりパロトールが一番、とのこと。 町内で「火の用心」で回るように「たすき」でも掛けてやるのが良いらしいが、そうも行かなかろうからなんとかご近所お誘い合わせでやろうかな。
こうやってマスコミで取り上げてくれ、警察も動いてくれており犯人像も絞られて来ているようである。
1日も早く解決するように願い続ける昨今である。