コラム「猫の手も借りたい」№292 ヘルニア
「腰痛体操」などと言っている間に、本当に腰痛になった。
元々、昨年暮れに実家に3週間ほど滞在した時に、寒さと湿気、生活習慣の違い(実家は座布団の生活です)で、腰を悪くして帰京してから整形外科通いをしていた。
かなりよくなって来たなあ、と思った矢先「軽いギックリ腰」になったと思ったら、どんどん悪化していった。
この1週間ほど前に実は「頚椎ヘルニア」も発症した。私のようなオーバーな人間は、もう「満身創痍」などと思ってしまう……。
頚椎ヘルニアはまず、首から肩にかけて痛みが来た。
そう思っている間に、腕が痛くなりおまけに肩から腕、右手の親指に「しびれ」が来た。
もう、来た~、と思った。しびれるのは「ヘルニア」だろうな、と予想が付いた。
私は2017年、「腰椎ヘルニア」を発症した。
もう痛いなんて、そんな生易しい言葉では言い表せない「痛み」。
これもギックリ腰から始まった。その2~3日後今度は自転車で、対向の自転車を避けようとしてコンクリート塀にドンとぶつかった。その数日後出勤時に痛みとともに左足がしびれだした。
そのまま出勤したが、お昼前に銀行に行こうとしたら歩けない。
職場の向かい側、道路を隔てた反対側にある銀行に行かれない。その銀行のすぐ近くの整形外科にタクシーで行った。
整形外科では「大したことないでしょう」と言われたけど、帰ろうと病院の玄関前に停めてもらったタクシーにも歩いて行かれない。誤診だった。
仕事を終えて帰宅するにも歩けないので、同僚がタクシーで私宅前に乗り付けそのまま屋内まで担ぎ上げてくれた。
翌日行った別の病院での診断は「腰椎ヘルニア」、その頃はすでにいい薬ができていて、薬だけで数カ月後には痛みもなくなった。
ヘルニアは、とにかく痛い(>_<;)。
痛みとともに「しびれ」も来る。
頚椎の方も「しびれ」があったので、こりゃあ「ヘルニア」かも、と思ったら当りだった。
パソコンに向かうと痛い痛い。もうもう、痛い。
そんなこんなで、2週間ほどパソコンから遠ざかっていたが、今日は大丈夫そう、ちょっとはよくなっているのかも。
結局、なんだかんだいいながら病名を特定するため、MRIを撮影することに相成った、とほほ。
とにかく痛いのには往生する、困った。
今日午前中はトラミの受診日だったので、補液治療の時主治医にネコのヘルニアについて質問してみた。ネコのヘルニアはほとんど見られないそうであるが、そんな中でも出易いのが「尻尾の付け根」辺りの「腰骨」だそうである。ヘルニアは個体差はあろうがかなりの痛みをともなうのは人と同じ、ネコはなかなかわかりにくいので、気を付けて観察をすることが大切であろう。
さて、痛い痛いと言っている私だがそうは申せ、トラミの病院とムギのエサやりは休めない。
トラミは昨年暮れに、久しぶりにおこなった血液検査で「BUN(尿素窒素)」の値がかなり高く、お正月は越えられても春は迎えられないかも、とのことだったが低空飛行ながら頑張っている。
丸3年を超えている彼女、相変わらず触れない(苦笑)。
でも可愛い可愛いうちの子だ。トラミが頑張るうちは、私も頑張るゾ!
ムギさんも元気である。大食漢は変わらず、彼女が一番元気かも、私より元気。
MRIの結果がどうなるかな。