コラム「猫の手も借りたい」№286 トラミにゃ勝てないわ 15
昨年9月にお伝えした切りになっているトラミさんの状況、元気です。
ちょっと食欲が落ちていた10月終わり頃、しばらくしていなかった血液検査をしてみた。
一番問題だったのは「尿素窒素(BUN)」の値、腎臓の数値は大丈夫ではあったが、BUNはけっこう高かった。脱水気味であるようだ。
食欲に波があり、少しずつ体重が落ちてきている状態。
年齢もおそらく19~20才くらいになっているトラミさん。
無理な投薬も入院も、私は避けてやりたいと思っている。
だから検査はしていなかった。
主治医と話しながら、次のお正月は迎えられるだろうけど、その先はどうかな、と。
奇跡的に助かって現在丸3年。
何回かの入院を経て週に2~3回の補液受診もちゃんとクリア、トラミさんは頑張り屋です。
もちろん私も、一緒にトラミのお世話をしてくれている友人も、力を合わせてなんとか欠かさず補液に通っている。これを欠かすと命取りになりかねない。
ムラはあるが、幸いにもトラミはフードを食べてくれ、体重も少しずつ右肩下がりだが、それでも今のところは、大差ない暮らしが送れている。正月も迎えることが出来た。
ペルも元気で、大きな変わりはない。年が明けて推定だが今年で10才になる。
一時期、腰の痛みで元気がなく、新しい薬を使っていただいてそれからは元気でいてくれている。
おもちゃ箱の中から自分の好きなおもちゃを引っ張り出し、だ~~、っとひとしきり遊ぶ。
もちろん、遊んだおもちゃは箱に戻しませんけど(苦笑)。
やはり、ロングヘヤーのペルはお尻周りが汚れるので、2ヶ月に一度の下半身の毛刈りは欠かせない。
寒い時期はどうかなあ……、とも思うが、狭い我が家だから常に温かい中にいるので問題もないようで、風邪とも無縁の彼です。
ムギちゃんも、今は落ち着いている。
寒い屋外にいるものの、食欲旺盛、暖めたフードを入れたお皿を置くと、好きなものから拾い出し(カツヲやトリ肉ですね)ガウガウと食べており、こっちまで元気をもらう毎日。
大したもんだ、ムギちゃん。
私はと言えば、昨年は色々ありなんだかんだに時間を取られた。
それもひと段落、さてこれから始動しようと想いを巡らせているところ。
今年もよろしく、お願いいたします。