コラム「猫の手も借りたい」№243 ご相談/問合せ
バタバタと日常を過ごしていたらあっという間に日が経ち、気がついたら4月も終わっていた。
このところ雨が多く、エサやりさん、お困りではないですか?
おまけに寒い日と夏みたいな日が続き、天候が安定しない。
これだけ寒暖差が激しいと、体調管理も難しい。
これは人もだけどネコも一緒だと思う。
ほんとキツイですよね、くれぐれも体調に留意なさってください。
時折、法人のホームページから相談事や問合せが舞い込む。
私のようなものでも少しはお役に立つかと対応させていただいているが、
私たちで出来ることはホンの少し、それでも話をお聞きするだけでもお気持ちがほぐれたり、
話をしているだけで解決の糸口がつかめたりするかも、とメールや電話で応対させていただいている。
そんな中で、どうしてもどうしても、会話が進まないことが1年に2回くらいかなあ、ある。
私の不徳の致すところに違いないのだが、小物の私はしばらく落ち込む(苦笑)。
なんとも情けない話だが、まったく面識のない方と接するわけだから、そりゃあ「さもありなん」というところもあると思ってはいる。だが、私が気落ちするようにお相手の方もなさるかと思うと、申し訳なく思う。
相手の方がポジティブ思考で、この人がダメだって他の人頼んだらいいよ、と思ってくださるならいいんだけどなあ……
会話が進まない場合は、早々にダメになることが多い。
深入りして問題が大きくなる前の段階で、相手の方が諦めてくださっているのであろうと思う。
本当に申し訳ありません。
いつも気にかかっていたが、このところちょっと考え方を変えることにした。
他の法人さんなり、相談者さんなりにご相談をしてくださり、同じような回答であれば、「そうか、こんなもんか」と思われるかもしれないし、逆に新たに相談された結果、「よかった、この人(法人さんでも)に出会えて」と思っていただければ、私とは縁がなかった、ということなのかもしれないなあ、と。
人は、すべての人から受け入れられるなんて不可能であり、俗にいう「馬が合わない」ということもあろうと思うようになってきた。
人って不思議なもので、ある程度時が経つと気にかかっていたこともだんだん薄れてくる。
恐らく、お相手の方もそうであろうと思う、いやそうであって欲しいと思いたい。
私も、もう30年も前になろうか、ノラネコ(飼い主のいないネコ)のことで悩んで、話を聞いてくださる方に相談を持ち掛けたことがキッカケで、今こうやって、本当に微力だがご相談を承っている。
話を聞いていただくだけでも気持ちが休まり、解決するために頑張ろうと思ったことが私の背中を押してくれた。
みなさんと問題を分かち合いたいが、やってみると実際なかなか難しいということも身に染みている。
そんな中でも私が出来ることがあれば、と思う昨今である。