コラム「猫の手も借りたい」№229 子ネコとアメショー
うちの近所で、もう10年以上聞いていなかった「子ネコ」の声を聞き、びっくり。
お昼ごろ出かける時に気が付き、夕方帰宅した時にも聞こえていたので、あらー、とすぐ洗濯ネットや懐中電灯を持って、探しに出た。
定期的に鳴く、鳴き止む、を繰り返しているので、生後2ヶ月には満たない子ネコだな、と推察する。
そうこうしているうちに暗くなってしまい、声と懐中電灯だけが頼りになってしまった。
人のうちの塀の中や茂みを照らしているので、まるで不審者。
昼間ならともかく、夜にいきなり知らないお宅に訪問するのも難しいから捜索は難航した。
うちの子や外の子のごはんもあるし、一応私のごはんもある。
それの合間を縫って、何回か探しに行った。結局、夜10時半くらいまでは声が確認できたが、それ以降はぴったりと止んでしまった。
仕方ない、明日また声を頼りに探すしかないか、と翌朝がばっと跳ね起きたが、声が聞こえない……。
それっきり、である。
その日1日、何度となく見回った。近隣にも声掛けしたが情報は得られなかった。
夜になり、ピカっと懐中電灯で照らしていると、あれ、見かけないネコ、え、アメリカンショートヘアだ。
さっとよそのお宅の庭に入ってしまって、それ以上は追跡できなかった。
しかし、なんだ~、子ネコ探索中にアメショー見つけちゃうとは。
その翌日も探したが、見つけられない。しばらくは捜索と情報収集だなあ。
このところ、気持ちが乗らず、なかなか筆が進まない。
コロナに阻まれ、先が見通せないことが大きな要因だが、それだけではない、日常の色々なことが億劫だったりちょっとしたことでも躓いたり……
気晴らしができないのは、やはり大きいかなあ。
美味しいものを食べに出向いたり、刺激的なライブに足を運んだり、南国の島でリゾートしたり。
温泉でもいいから行きたいよって、温泉に失礼よね、あなた。
外食は、一昨年くらいから一度もしてないし、ピザなどの出前さえとっておらず、市販のお弁当もお寿司などの生ものも食べていない。
とてつもなく臆病に映るかもしれませんね、不織布マスクを二重にかけ、ゴーグルに帽子、そんな私が「こんにちは」と挨拶しても、「え、どなた?」と必ず言われる(笑)。
だからこの頃、知人とすれ違っても知らん顔ってこともある、だってわかんないんだもん。
そうだからと言って、いいことがひとつもないか、というとそうでもない。
えっと、パソコンの取り換え時期で、う~ん、うまくできるかな、ひとりでできるかな、と案じていたが、なんのこたあない、Windows10、Word/Excelを入れていただいて持ち帰り、ネットに繋げるのもできたし、Windows10は使いにくいなんて言われて心配したが、割とすんなり使えるようになった。
いやあ、よかった、苦手な機械ものにもちょっと自信がついたし。
そうそう、LINEも繋がった。
メールで用が足りてたので、LINEは使ってなかったが、万が一の時に「オンライン診療」ができないと困ると思って、重い腰を上げた。
実は、もう何年も前に一度アカウントを取ったんだけど、制御をかけなかったため、一気にだだだ、と友人、知人と繋がり、どんどん「LINE始めたね」と申請が来てしまい、慌ててしまって、勝手に抜けてしまっていた。
今度やってみたら前のアカウントが残っており、今度はしっかり制御をかけたので、問題なくやりとりが、やりとりしたい人とのみできている。