ここのところ、子ネコの里親募集が続いた。
ネットサイトや「貼り紙(旧式ですが、これがなかなか侮れません)」のお世話になった。

今回、けっこういただいたのが「捕食動物」を飼育していらっしゃる方からのオファー。
「ハムスター」が何件かあった。
ネコから見たらば「ハムスター」は、捕食対象動物である。

用心に用心を重ねても、ハムスターを見たらネコは「ハンティング」を始めてしまうのでは、と思う。
「ねずみ」の仲間のハムスターは、ネコを天敵としている、と認識している。

昔の話であるが、私の母の実家は農家で、母の家ではネコを「ねずみ捕り」として飼っていた。

茶白の尾の短いネコは、タイなどの外国から長崎の「出島」に荷を下していた「船」に、荷の「穀物」を食する「ねずみ」を退治する目的で船に積まれ、それが上陸して全国に広がった、と以前TVで見た覚えがあった。
特に、上手にねずみを捕る、として「茶白」が船に積まれたらしい、とのことだったと記憶している。
これを書くにあたってネット検索してみたが、残念ながらうまくヒットしなかった。

そんなこんなも思い出し、先住ペットとして「ハムスター」を飼育されていらっしゃる方に、ネコを譲渡するのはどうか、とよくよく考えた。

今はインスタグラムとやらが流行りで、「インスタ映え」なる言葉を聴かない日はないように思う。
その画像を見ると、捕食される動物(例えばヒヨコとか)とネコが一緒に写っているものもけっこうあり、これを見た方たちは、「捕食される動物と捕食動物」という概念が薄れ、応募して下さるのでは、とも思ってしまう。

私も慌て者なんで、食べちゃう方と食べられちゃう方をどうやって飼育されますか? など確認してもいいと思うのだが、尋ねないままで「ごめんなさい」を書いてしまったが、、、

まさか、一緒に放し飼いをされるとはお考えではなく、恐らく「住み分け」をお考えであろうと拝察する。当然、ハムスターを遊ばせる時は、ネコは別の部屋にいてもらったりケージに入れたり、をお考えだろう。
しかし、しかし、万が一事故が起きてしまったらどうだろうか。

ハムスターが、ネコが、同じ場所にいることになったら、やはり「ハンティング」が始まるのではなかろうか。
もちろん、もしネコを譲渡するなら十分に話し合い、それで「よし」となったら、その後の責任は「飼い主さん」にあることは間違いない。
しかし、やはり大切なペットを、それもこれまた大切なペットによって失われるようなことが起きたら、起きたとしたら、こんな不幸で悲しいことはないと思う。

幸せになって欲しいと願って譲渡した結果がそうなら、、、取り返しがつかない。
「事故」はやはり考えておかないとならないことと認識する。
やはり「捕食される動物と捕食する動物」は一緒に飼わないように、私どもでは考えるしかない、という結論に達した。

余談だが、里親募集に応募して下さる方の中には、外国人の方も多い。

留学生の方が多いので、私どもは基本的に、学生さんと未成年の方は、保護者さんにご応募いただくとしているので、そう返信させていただくと、そのお返事は今までいただいたことはないが、もし、もし現在住んでいらっしゃる日本を離れ、本国にお帰りになることになった時に、ペットの検疫がどれほど大変か、ご理解いただいた上でのご応募だろうか、、、
ペットの連れ出し/持ちこみ、という許可、予防接種などの感染予防、感染症がないことの証明で、水際で何日も、時には数十日も留め置かれることがあるのも、ご存じであろうか。

まず、そこを認識していただいた上で、お話させていただきたいな、と思う。

2018年9月 くどいけいこ

 

 

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