コラム「猫の手も借りたい」№312 トラミにゃ勝てないわ 21

元気ですよ、トラミさん(^_-)-☆
ありがとうございます。
更新が遅くなっているので、心配してくださっている方がいらしたら、ごめんなさい💦

直近のトラミのコラム更新は12月中旬。
それからそろそろ3ヶ月が経とうとしているが、ここのところ体重がなんと3,2キロを超えて、2020年秋のピックアップから見れば今が一番体重が重い。
9月上旬に行った「歯(歯茎)の炎症」の全身麻酔による処置の後は、時々は頬を引っ掻くしぐさは見られるものの、今はほぼ解消され、食事もしやすくなっている。
もちろん、屋外からピックアップした時から「なにを食べてもらってもいいですよ」と言われているので、“食べられるものを食べられるだけ”与えていることは変わらないが、現在は高栄養の流動食を食べさせている。これも功を奏しているのか。

流動食やミルク(ネコの)は、お腹が緩くなることがあるので、ドクターはいつも気にしてくださるが、トラミはそうはならないばかりか、便秘気味だったのがコンスタントに出るようになって、一石二鳥なのかも。

トラミと私たち「ヒト」との距離も微かながら縮まってきたように感じる。
近づきすぎたり、ちょっと身体に触ってしまうと「シャー」は変化なしだが、咬んだり、引っ掻いたりは一切しない。いわゆるネコパンチも爪はまったく出さないで、それ以上寄っちゃダメよ、というような感じで「距離取ってね」と主張しているような気がしている。
最初に比べ、ずいぶん温和になってきたな、彼女。

私のシマの子たちを多く不妊去勢手術したけれど、実はお腹に子供がいたのはトラミだけだった。
それは忘れることができない、悲しい出来事。
妊娠初期だったので、お腹はまったく目立たなかったとしても、時期を選んでやるべきだった、とずっと後悔の念を持ち続けている。
ごめんね、あなたの子供だもの、可愛い子たちだったでしょうにと、時々話しかけながらお付き合いしている。

彼女、昨年暮れ頃は体調が芳しくなく、お正月は越せても春までは難しいかも、と受診の時に主治医と話していたのがなんのその、もうすぐ桜の季節だよ、トラミ。

2025年3月 くどいけいこ