image4-112月10日(土)北区保健所で開催された「ネコシンポジウム」に参加して来ました。
我がNPOは、地域の既存ボランティアとして「パネリスト」での参加もいたしました。
私どものHPをご覧いただいている方でご参加下さった皆様、ありがとうございました。
厚く御礼申し上げます。

これはあくまで私の感想だが、非常に有意義でなおかつ、楽しいシンポジウムであったと思う。

まず、講師「高木優治」氏の講演の良かったこと! 新宿区の保健所で長く働いていらしたので、地域猫のスペシャリストであり、リタイアされた後も講演会を重ねられ活動を続けていらっしゃる。

私がもっとも頷けたのは、 震災ボランティアや高齢者施設で活動するボランティアなど、人のために活動するボランティアは、「ご苦労さまです、ありがとう!」と感謝してもらえるが、ことノラ猫など動物のために活動するボランティアには「お好きなんですね」という決して「感謝」ではない言葉が返って来る、と(え、そこが印象深かったの!?くどいさん、、、はい、そうです^^;)。
恐らく、個人ボランティの方も参加していらして、皆さん深く頷かれたことと思う。
猫ボラをしていて、そう言われたことのない人はいないのではなかろうか。
震災や高齢者施設で活動するボラは、現地に行って、届け出をして活動しなくてはならないが、猫ボラは身近にいるノラ猫のケアということで、誰でも出来る、また、いわゆる餌ヤリをしている人と、一歩進んだTNRをしている人との見分けがつきにくい、などの点があげられ「お好きですね」という、別のカテゴリーに分類されてしまうのであろう、、、

話を戻して「高木さん」、お話もお上手だが、シンポジウムの司会役も素晴らしく、シンポジウムを成功に導く立役者であったことは誰もが認めるところであろう。 シンポジウム(関連記事が別にあります、お読みください)は1時間、4名のパネリストが、休憩時間にお書きいただいた参加者の質問にお答えしながらディスカッションをする、という形式であった。

色々な質問があったが、それぞれ「良い質問ですね!」と言いたくなる内容。
その中で私が印象に残ったのは、「傷ついた(具合が悪い、も含みますね)猫を見つけたら、どうしたら良いですか?」というもの。
その質問に対し、パネリストの獣医さん、そして同じパネリストのボランティアさんで意見が一致したのは、その猫に関わるなら、関わった方が最後まで責任を持って欲しい、ということであった。
NPOで活動していると、HPの問合せフォームから「猫が道端で倒れている、どうしたら良いか、とにかくすぐに来て!」というものが時々あるが、そうは言われても、残念ながら私たちは「動物レスキュー隊」ではないので、駆けつけることは困難であるし、助ければ良いということでもなく、助かった後はどうするか、ケガが治り現地にリリース(戻せる)出来るものなら良いが、長期保護や場合によっては終生保護になったらどうすか、などを考えなくてはならない。
ボランティアだから、獣医さんだから、きっと引き取ってくれる、と思っていらっしゃる方もあるが、はっきり言ってみんな普通に生活しており、その限られた時間と経済状況の中での活動であることを解っていただく機会となったと思う。

「いきもの」に関わるということは容易なことではない。 もし、そんな「傷ついた猫」に関わることになったら、このシンポジウムの話を、抽斗(ひきだし)から引っ張り出してくださいませ。

2016年12月 くどいけいこmachi_beret - コピー

 

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